高校不合格バンザイ
「八戸マガジン ユキパル」のコラム「紙とネットとこの街で」より
上の娘もとうとう高校生になりました。
振り返るとこの1年間は、家族もなんとなくせわしなく、決まった瞬間はみんなホッとした顔をしてました。
私立は問題なく合格し、公立高校の合格発表は私も一緒に見に行きました。
いろんな高校を見学に行って最初に気に入った高校は逆さになっても無理なレベルだったので夏には変更し、私の勧めもあって決めた西高校。
私の母校でもあるのでずっと洗脳のように言い続けて来たのですが、しかし本人は不本意だったようです。
娘が第二志望で考えていた高校は私立の高校でした。絵を描くことが小さい頃から好きだったので、その学科がある高校に入りたいと思ったようでした。
それでも大好きなゲームも我慢して、マイペースながらも頑張って勉強に励んでいました。
そして発表当日。初めて合格発表の瞬間に立ち会いました。目隠しの白い紙が剥がされると…
娘は泣いていました。
「合格できなくてごめんね」
私のそう言って泣いてました。
「ごめんね」は私の方でした。私の価値観を押し付けて無理させてたんだと気づきました。
4月に入って娘は元気に登校しました。初めてのネクタイに戸惑いながらも、嬉しそうに出ていきます。
西高には落ちて良かった、と思いました。
そんな、高校入学で出て行くお金に冷や汗が止まらないオッサンがお送りする「超!青森オッサンしばり」もとうとう最終回を迎えました。
涙涙のエンディングとはならず、下ネタだらけの”らしい”最終回をぜひご覧ください!
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